一日三食三日で九食

茂木和菓子のブログ

夜勤愛。

2ヶ月ぶりのブログなので前回更新した時のタイトルが最終回のようになってしまった。

今のバイト先に採用されて12年が経った。他に職歴はない。一度派遣のバイトをやった時も同じ種類だった。やりたい「職業」というものを考えた時、浮かんでこない。

周りには「探してないだけだ」と何回も言われてきたがストレスや関わる人が少ない仕事なら給料も高くなくていい。

特に遊びに行くこともないし、維持費がかかる物も持ってない。飯も1日に多くて2食。チャリンコに乗ってバイトへ行き、毎日酒を飲んで月に5回くらいライブに出る生活だ。暴飲暴食、めちゃくちゃなリズムで暮らしてるので「そんなに長生きもしないだろうな」と自覚している。人生設計や貯金なども意識が低い。

本当はお笑いに関しては収入としてプラスにならなければいけないのに感覚が麻痺している。

 

いつまでこうやって生きていくのだろうか。僕が社会人としての意識が低かったり、何も頑張らないでも生活できてるのは全て若さのおかげだと思っている。

世の中で当たり前とされている幸せとか28歳のあるべき姿が本格的に分からなくなってきた。

大体の人は大人になるにつれ社会への適合率を上げていく。朝起きて学校や仕事に行き、家族にしろ職場にしろ社会に慣れていくのが当然なんだと思う。

僕はそれができない。ただの惰性なのかもしれないが年々社会への適合率が下がっている。

何回もブログに書いてるかもだが昔からぼんやりと周りに置いてかれてる感覚があって、進学とか就職とかをしている自分の姿が想像できなかった。

周囲の人たちにも同じようなことを言われて「やっぱりな」としか思わなかった。

 

大勢の人を視覚で見るのも、大勢の人たちの中で生活するのも本当に苦手で昼間に外に出て日光に当たって狭い道で車を避けながら歩くのがキツい。

何回か矯正しようとしたがどうしても「朝起きて夜眠る」という一般的な生活リズムに慣れなかった。

休みでもバイトの日でも基本的に夜生活している。

だから夜勤が体に合っている。

夜型の体質でも最初は慣れなかったが最近は余裕だ。なんなら東京のライブに出てから横浜に戻って夜勤をする、というスケジュールでも大丈夫だ。

 

夜勤の愛する点は数えきれないのだけど圧倒的にコミュニケーションが少ないことや静かなところがいい。ビタミンDが不足してしまうが日光に当たらないのも。たくさんの人を見たり狭い道を埋めつくす車を見ることも、走らせているチャリンコを止めることもない。

細かいことだが昼に生活してると気になるストレスが夜に生活してると目につかない。

「楽だから」「サボれるから」とかではなく。

 

社会への適合率が低い僕が言うのは変な話だが、とりあえず「夜型の人間はダメ人間」みたいな風潮はなくなってほしい。

 

ツイッター→@daibouken_mogi