一日三食三日で九食

茂木和菓子のブログ

和菓子くん、ありがとう。

ここ1ヶ月、何となく(本当に何となく)自分のこれからの人生について考えた。芸人になりたいのか、就職したいのか、数年後どうなってたいのか、もうすぐ30だけどどうやって生きてたいのか。そもそも生きたいのか。年末年始の僕はマジで終わっていて生きるのも嫌になっていた。(10年後、バイトをクビになるらしい)

 

精神的にだいぶマシになってきたけど(でもまだキツい)自分がやりたいことが何か分からなくなった。答えはでない。お笑い芸人だった頃も考えないようにしていたのかもしれない。

ただライブに出て笑ってもらうだけで満足だったのかもしれない。もっと言うとアマチュア芸人だった頃、お笑い芸人見習いになれた時点で満足だったのかもしれない。

人によっては意識が低いと言われるかもだが、僕はそうだった。

 

お笑いで食う、テレビに出る、事務所に入る。何となく心のどこかで諦めてたのかもしれない。

 

「やりたいことないまま、お笑い芸人に戻るのも違うしな。あんな辞め方したし。」って思う。

こないだ2回、半年ぶりにネタライブに出てすごく楽しかった。(片方は爆ウケだった)

楽しかった、だけでいいのかもしれない。楽しかった、だけで満足している。

そもそも自分の能力が低いと思い続けて大人になったので「ライブで笑いやお金を頂く」とか「有名な人と並んで大喜利をする」とか出来高でいったら120点だ。

過去の栄光を語るジジイにはなりたくないけど、僕にとってはそれほどの経験だ。

 

だからお笑い芸人を名乗らなくても、こそこそと活動できたらいい。

最近は新しく、ツイートとか配信を観てくれる方も増えてきたので嬉しい。どういった形であれ僕を面白いと思ってくれる人がいればいい。

 

芸人時代に一緒だった人たちとは距離ができたけど、それでいい。しょうがない。輪に入れなかったんだ。

芸人として勝ちたいとかの理想はもう無いのかもしれない。

「いつか後悔するかも」で無謀に活動するのも違うと思うし。

 

就職も「やりたい仕事」は昔から無いので怒る人がいないのと、手取り13万もらえれば満足だ。

 

だから茂木和菓子は思いつきでこそこそと活動していきます。ありがとうございました。

 

Twitter→@daibouken_mogi

 

薄っぺらくて大切な5年。

1月にピン芸人の活動を勢いで停止して細々と活動し半年。

2022年も半分をきった。

 

観てくれる人が増える→自分から逃げる→観てくれる人が増える、というラリーを5回くらいやっていて「もうそろそろ逃げたくないな。28になるし…」と思っている。

具体的な活動案は今は何も決まってなくて、出たい大喜利ライブやお誘い頂いたライブに出演している感じだ。お誘いが来るのはありがたい。

 

「ナメるな」と怒られるかもしれないが、思いついた時と出たい時にネタや大喜利ができたら僕は嬉しい。20代前半に「お笑いで生活するのは無理だ」と思ってしまった人間なので。

理想は現在の活動と配信+文章とかお芝居をやってけたらいいなと思っている。(お芝居は全く決まってないです)

 

まあ、僕の持論で理想は積極的に活動してれば50%、才能あって努力してれば90%は実現していくと考えている。これからのことは分からない。

僕がやってる活動は才能と人脈が最も重視されるフィールドなので。

 

そんな感じで相変わらず、猫背でドロドロと生活する日々で社会人として成功してる元相方と真剣に話をした。「もっとコンビやりたかったね」「俺はお笑いに未練あるよ」とか笑いながら。

「僕が泣きながら解散して5年かー。」と思った。

何にも結果は出せてないけど、ピンになってから嬉しいことや楽しいことしかなかった。

「こういうライブに呼んでもらった」「たくさんの芸人さんたちと共演して、お話ししてもらった」など振り返ると、ずっと「さみしい」と思い続けて生活してた僕にとっては驚くような環境の変化だ。

こないだ出演したライブでもギャラを頂いて本当に嬉しかった。

 

「何回も逃げたけどお笑いに携わり続けられてよかったな」と目を逸らさずに言える。感謝しかない。

目標は持たなきゃいけないけど「具体案は何もないなりに、ふと思いついたことを面白いことに繋げられたら満足じゃないか?」と思っている。

 

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咲くことを許されない花

昔からぼんやりと「僕って幸せになれないな」と思いながら生きている。

それを誰かに話すと「そういうこと言ってるからダメなんだよ」「ネガティブな性格を変えろ」とか言われる。

 

うるせえ。違う。僕は自分のことを客観的に見ることは長けている。

19までの僕はどこの世界にもなじめずに仲間に入れずに何となくどんよりと自分の殻に閉じこもっていた。親がもっと甘かったら引きこもり→ニートというルートもあったと思う。

 

18の頃に養成所か大学の2択で進学で迷った結果、「親が学費を出してくれる」という贅沢な理由で「お笑い芸人になりたいけど、お笑いで飯は食えないだろうしなぁ」と大学に進学した。

大学でもなじめずに、カフェインと暴食で乗り切る日々だった。

そこで転機が訪れる。幼なじみがコンビを組もうと誘ってきた。そして「お笑い芸人じゃなくてもお金を払えばライブに出れる」と知った。

 

誰にも見せないノートにコソコソとネタを書いていた僕は「お客さんの前でネタができる」「ネクタイを締めて漫才ができる」「役に入ってコントができる」と嬉しくなった。

 

芸人さんと知り合ったりもした。「お笑いが好きだから、という理由だけでライブに出てます」と言っても受け入れてくれる、アドバイスをくれる。本当に仲間に入れてもらったのは初めてだったかもしれない。

その時の純粋な好きという気持ちだけでネタや大喜利ができていたら、今も僕は歩みを止めてなかったと思う。

19~22はそんな感じで、大学はキツかったけどライブは楽しかった。好きなことをして生きていける。飯は食えないかもだけど、お笑いができる。

そう思ってたら幼なじみの相方が「就職する」と言って、あっさり解散した。楽しかったのに。

 

そこから心が折れ、ライブに出ず派遣バイトだけで収入を得る生活を8ヶ月くらいやって「プランはないけど、お笑いやるならこうするしかない」と思い僕は2018年にピン芸人になる。

 

1年くらいはスベったが少しずつ爆笑を取れるようになり自分が認められてきてるんじゃないか、と実感した。主催ライブもやった。

そして去年も何となく活動が上手くいっていて、周りの芸人さんのおかげで収入にはなってないけど楽しかった。今思えば、この時幸せになれるんじゃないかと期待していた。

 

でもあっさり崩れた。人のせいにしない、というのが僕の主義だが一方的に因縁をつけられ主催ライブを潰され私生活でもキツいこと続きで2022年を迎える。不運続きで死ぬんじゃないかと思った。

地元でもバイト先でも助けてくれる人はいなかったので、自分で電話して病院に行って薬をもらい精神を保った。

そこから何もできずに今に至る。

 

振り返ってみても何回かチャンスあったのに「こんな感じかぁ…」って落ち込んでしまう。

幸せを諦めかけている。

 

でも仕方ない。生きたいうちは生きればいい。

惰性で生きるのも権利だ。

 

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THE 器用貧乏

シンプル2000シリーズみたいなタイトルになってしまった。なつかしい。

 

以前も書いたかもしれないが、僕がお笑い芸人以外で尊敬している数少ない人に「お前は何も極めていない何者にもなれてない器用貧乏だ。」と言われて特に響いてないけど「たしかになぁ。」と思った。僕は就職したことないのでたまに自分に対してアドバイスをくれる存在は本当にありがたい。

趣味でさえも完全なるガンダムオタク、完全なるSTAR WARSオタクになれなかった。何となく好き、程度で終わっている。極めていない。

 

お笑いもそう。芸風で言えば漫才、2人コント、1人コントをやったが結果を出したネタはほとんどなかった。2回戦に行ったこともない。(こんな僕でもアマチュアの時を含めばライブ出演歴が8年)

僕は笑いの才能がないことはないと思うけど上見たらキリないし、とてもお笑いで金は稼げない。才能で金を稼ぐ、ということに固執すると楽しめなくなるけど実力の目安やスコアにはなる。

 

まぁ、世の中には1万払って人からネタを買いライブでスベってるヤツもいる。お気楽でうらやましい。(そういうヤツは大体、自分で1つもネタを書いたことがない。)

 

僕は何も頑張ってないが一通りやってみた。でも楽しむのは下手で、それと同時に辞めるのも早いのかもしれない。

現在の活動は月に3~4回の大喜利ライブと週1回の配信。大喜利は始めてから5年目だが最近はスベり続きで早速キツくなっている。

配信の方も始めてから1ヶ月だが毎回観てくれる人が減っている。(前回は2人、うち1人は知人)

分かってはいるが僕は会話が苦手で1人喋りなんてもっと苦手だ。

 

だけど何事も「本当に向いてない」と気づくまで、逆に「少しでも得意」だと気づくまでには一定の時間がかかると思った。

例えば3年組んでいたコンビも爆笑取るまで約1年かかったし、1人コントも笑い取るまで半年以上かかった。頭使ってどうこうではなく、感覚とか数の勝負でネタを書いた。

大喜利も面白いと言ってもらうまで何年もかかった。

このブログやツイッターだってそうだ。最初は趣味でダラダラやってたら少しずつ褒めてもらう機会があった。(ツイッターはネガティブな発言を繰り返したため人が離れた)

 

芸人だった頃の先輩が「大体の悩みは本人が面白くなれば解決する」と言っていて少し心が楽になった。

 

僕が今できることと言ったら、自分に課した「大喜利面白くなる」「配信を1年は続けてみる」ということくらいだ。

 

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切符

100%処方された薬のおかげだが生きたいと思い始めた。

同時に、そもそも自分で生きるか生きないかを決められるのは贅沢なことだと思った。

 

何回もお笑いから逃げ応援してくれた人たちに挨拶もなしにフラフラと活動している。芸人活動には未練しかない。

それでも飲みに行ってくれたりスタッフをやらせてくれたりライブに誘ってくれる芸人さんたちに感謝している。

 

芸歴にはカウントしてないけど、お笑いライブに出演し始めて8年が経った。幼なじみ(当時の相方)と「お笑いやろうぜ」ってノープランでライブに出た。

青春というものを味わったことのない僕にとって大切な時間だった。環境もライブの雰囲気もずいぶんと変わった。共演していた人たちは活動をやめてしまったり売れたりしている。僕も混ざりたかった。

僕が好きな曲、フジファブリックの陽炎が頭の中で流れる。

 

僕が1番頭おかしくなった年末年始、地元で助けてくれる人はいなかった。連絡くれたり「会おう」と言ってくれたのは芸人さんたちだった。

薄っぺらいかもしれないが、思えば10代の頃からお笑いに助けられてる。

当時、同級生たちと遊びに行ったりするのも家族と過ごすのも苦手で録画したネタ番組が数少ない楽しみで繰り返し観ていた。

その影響で僕は芸人さん以外を尊敬したことがほとんどないのかもしれない。

 

今までで1番落ち込んでいた時、周りの人たちを妬んでいた。

「なんで楽しそうなんだろう」「何を楽しみに生きてるんだろう」とか本当に疑問だった。

 

だけど今の僕は本気で「自分の力で面白くなりたい」「日々を楽しくしたい」と思っている。考え方1つで変わるものだ。

 

何か1つでも大好きなものがあるのは素晴らしいことだし、すでにそういうものがある人はうらやましい。幸せなんだと思う。

僕も幸せになりたい。もうすぐ30になるので基盤は作りたい。今の僕は面白く消化できないネガティブは捨てたので幸せになるための切符は手に入れたのではないか。

 

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今までモテなかったのに急に彼女ができそうな人へ

「何様だ、お前モテないだろ」と思われるかもしれない。でも書かせてほしい。

 

まず、今まで全くモテなかったけど急に彼女ができそうな人には特に読んでほしい。

 

僕がまさにそれで26歳まで全くモテていなかったのにいきなり彼女ができた。女性と飲んだり遊ぶこともほとんどなかった僕が急にだ。

もちろんがっついてOKして付き合うことになった。

 

今とても後悔している。金と時間をドブに捨てた。

付き合ったメリットは1つもない。メリットどころかダメージを負った。

 

僕のように今までモテなかったのに急に彼女ができそうな人に言えることは、まず自分が好きでもない相手と勢いで付き合わない方がいい。

自信がない人は特に。僕の話でいうと「今、逃してしまったらもう彼女はできないかもしれない」と焦って付き合ってしまった。

同じように思ってる人、多分そんなことはない。

仮にそうだったとしても自分が好きになれない相手と付き合ってもいつか後悔する。

1人の女性に告白されたなら何かしら魅力がある。

 

次に僕の思う「こういう女性とは付き合うな」という点をいくつか挙げる。

1つ目は会計の時に財布を出さない人。SNSなどでは「デート代は男が払うべき」とか言われてるが僕は違うと思う。そんなのいつか金以外でも不平等な点が生まれてギクシャクする。

「この人においしい物を食べさせたい」「記念日だからプレゼントしたい」「貢ぎたい」とかなら別だけど。

奢ってもらうのが当たり前とか思ってる人は大体自分のことを超絶美人だと考えている。痛々しい。

2つ目は元彼の話をする人。僕は彼女がいたことがなかったので、これをされて本当に辛かった。

元彼の話をしてくる女性は数%でも相手に未練がある、ということ。あと今付き合ってる彼氏と比較している。

そういう人は簡単に今の彼氏を捨てるし、元彼のとこに行ってしまう。

3つ目は結婚前提とかでもないのに相手の親が介入してくる場合。基本、大人になって誰と付き合おうが同棲しようが自由だ。彼氏彼女という関係性だけなのに親が交際相手に何かを求めたりするのは本当に違う。(僕は定職についてない家庭が複雑な男とか散々言われてムカついた)

そういう女性は過保護に、そして甘やかされて育っていて自分をお姫様だと思っているので離れた方がいい。

 

以上の理由から僕はモテなかったのに急に彼女ができそうな人は勢いではなく、よく考えて付き合うべきだと思う。

僕は彼女欲しいとぼんやり思いながらも彼女がいなかった時の方が楽しかった。

そして、もしこれから好きな人ができても「彼女いたことないです」と言う。

 

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茂木和菓子 3期

去年の記憶がない。

ライブで優勝したり色んな人と出会ったり嬉しかったことは断片的に覚えている。だけど私生活の方の記憶はほとんどない。

 

僕より大変な人がいることは百も承知だが、病院に行った時に「本当にキツい生活をしていると脳が休めなくて記憶が残らない」という話を聞いた。

「たしかに」と思った。

 

1月、自分はお笑いの才能が薄いと思ったのと半分勢いで芸人活動を辞めてしまい立て続けにキツいことが起こり自暴自棄になっていた。今までにないくらい生きるのがイヤになっていた。

今までは映画とかアニメでしか見たことなかったけど「心がダメになると生命力が弱る」というのを強く感じた。ほんとに茂木和菓子の2期はバッドエンドだった。

 

でも、ある日なんとなく「何か始めるか」と思った。キッカケは特にない。多分、病院に行ったからだろう。

 

何も極める才能がないんなら、器用貧乏なりにとりあえず色々やってみればいい。そう思ったことで茂木和菓子の3期が始まりそうだ。

 

具体的にはネタ(1人コント、2人コント、漫才)を書きためて芸人さんに協力したり、会場借りて1人でライブやったり主催ライブを復活させたりしたい。

ただ僕がやっていて1番楽しいのは大喜利なので大喜利ライブに主軸を置く。

大喜利の目標としてはオファーをもらってライブに出る、勝てる大喜利プレイヤーになるということだ。

あとはとりあえず画材を買って面白いイラストを描いたりしたい。(いずれフリップ芸をやるかも)

そして、たまにブログやツイートを褒めてもらうことがあるので「根気よく文章を書いていけたらな」と思う。

 

そんな感じなので「とにかく面白くなる」「成長を止めない」というのが今の目標だ。

 

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