一日三食三日で九食

茂木和菓子のブログ

打つ手なし。

「来ないでくれ、来ないでくれ」という願いも虚しく夏が来てしまった。

年々暑さへの耐性がなくなっていく。

 

冬も冬で気持ちが落ちこんだりするが、冬はテキトーにバイトして家で布団に入ってツイッター見て寝てればやり過ごせる。

しかし夏はどこにいても何してても顔と首はベタベタするし何をしても体力が回復しない。

 

こんな日々があと80日くらい続くなんて考えると涙が出てくる。

28でこれなので、これから30.40になったら僕はどうなるのだろう。

体調とか精神も心配だが、問題は枯れ続けている面白さだ。一向によくならない。

(20代前半の時の僕はそこそこだった。人の目にふれないブログなので自分を褒めるということを許してほしい)

 

ネットフリックスのおかげで映画やアニメからインプットはできているはずなのだが、それを自分のネタだったり大喜利だったり文章に応用できない。

 

中身こそペラペラだが9年間ライブに携わり、色んな人と関わるなか思ったのが(少ないけど)ずっと面白い人と一時的に面白かった人(今の僕はこっち側)の違いは好奇心なのかな、ということだ。

 

一口に好奇心といっても難しいし上手く伝わらないかもだが(人目にふれない僕のブログだからいい)何年も面白い人は舞台でも私生活でもバイトでも楽しそうにしている。気を使ってるとかではなく物事の楽しむ要素を探してるのだ。

 

僕自身、周りの優しい人に「面白いな」って言われる日はそうで何だか分からないけど楽しい。

多分、脳のどこかの眠っている回路がたまに動くんだと思う。

それをコントロールできるかどうかが常に面白い人と凡人の違いなんだと思う。

生きてるうちにその領域に行きたい。

 

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バイトのエンディング。

立ち止まって見るほどの心の余裕はなかったが桜を見て少しだけ「春も悪くない」と思った。

毎年花粉症の薬は飲んでなかったけど今年はさすがに鼻水の蛇口がぶっ壊れたので飲んだ。(名前がロボットアニメみたいでカッコいいのでアレジオンを。)

 

バイトのシフトが夜勤4の昼勤1になった。

会話と大勢の人と日光が苦手だから夜勤多めになって最初は喜んでいたが願いは叶ってみると大したことがない。理想の働き方に慣れた結果、「働くの嫌いじゃないけどなるべく働きたくないな」って思っている。

そしてもうすぐ29歳なので「無理せずに自分が大丈夫そうなら就職するか…」と思い始めた。

できなかったらしかたない。勝手に就職ラストイヤーとか呼んでいて焦りとか興味とかもあるのかもしれない。

今のバイトは慣れすぎててずっと続けようと思ってたけど「別の仕事しよっかなー。」という考えが出てきた。身の程も知らずに。そうなれば長いストーリーのエンディングだ。

(あとは店の責任者にでもなれば隠しエンディングが見れるのだろうか。)

 

活動の方は本当にやりたいことが分からなくなってしまったのでネタ・大喜利・文章の作り方と楽しみ方を思い出さなければならない。

正直、自分の働き方の話よりも怖い。面白いものを作れなくなってしまうのが。

 

そんな感じで相変わらず例年と同じで落ちこんでいたのだが唯一入っていたサブスクのネトフリで遊戯王バトルシティ編の配信が始まった。

バトルシティ編を1つの作品ととらえているくらい大好きで、いつでも観れるのが本当に嬉しかった。

同じくらいの熱量でバトルシティ編を語れる人が近くにいないのが残念だがそういう喜びとか感情を大切にしていこう。(もうすぐ見終わりそうでキツい。)

 

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散。

調子がとても悪い。もともと気持ちの浮き沈みが激しくて、それを何回も繰り返していたのだが今回はついに沈みきって底を見た感じだ。

 

具体的に何かあったわけではないのだが浮き沈みの「浮き」が消えた。(原因はあってもなくてもツラい)

ライブも楽しくなくなってしまった。バイトも本当にキツい。将来のことを考えると思考のシャッターが閉まる。

今までは気持ちが沈んでいても何だかんだ浮きのキッカケを見つけて復活してたけど浮きの策が尽きてしまった。

 

こういう時、ぼんやりと自分の状態を検索したりするのだが「1人で抱えこまない」「誰かに相談する」と大体出てくる。

無理だ。

 

そもそも身近に深い話をする人も信頼する人も少ないし、語彙力が無さすぎて自分の症状や状態や状況を伝えることができない。人間関係構築を怠ってきたのが仇になった。

 

調子が悪い→楽しくない→面白くない僕は無価値、というループに入った。

 

甘えてる僕が悪いのだがバイト先は体調不良に理解がないうえに雇用形態はバイトで扱いが社員なので、いつか体が拒否して行けなくなるかもしれない。

 

どうしたら…。

 

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色んなものが変わった。でも成長はできない。

28になっても社会人になれずお笑いで飯も食えてない自分に「ああ、やっぱり」って思った。

努力が足りてないのだろうけど。

 

お笑いライブに出続けるなかで色んなものが変わった。関わる人も仕組みも。

ライブの環境を具体的に言うと人気のライブや芸人さんにお客さんが集まって、普通のライブはどんどん過疎ってるイメージだ。

 

僕も変わった。

コンビ組んでた19~22の時は「ピン芸人は大変そうだから僕はなれない」って思ってたけど今では他人と仕事をしたくないのでピン芸人でしかやってけないと思っている。

(コンビを組まない理由は最初のコンビを泣きながら解散した、というのもある)

 

だけど結果は何も出してなくてフラフラ活動してる。

ストイックな芸人は僕のことを「辞めちまえ」と言うだろう。

本格的に自分に合う環境も目標も分からなくなってきた。とりあえず体の不調を少し治したい。

 

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微弱な生気。

ピン芸大会、落ちた。ショックだった。

 

活動再開してから月に3日くらいしか休みがない。

まあ売れてないしフリーターみたいな生活をしているので大したことはないが体力と気力が人より無いためキツい。

 

以前の僕はバイトを休んでライブに出ていたが今はバイトを休まずにライブに出ているからだ。

(ライブ終わりに急いで横浜に帰り夜勤をするなど)

芸人はバイトしすぎるとよくないかもだが、僕の場合、バイトをしてない日は酒飲んで寝るくらいしかやることがないので「別にいいか」と思いバイトをしている。

笑えない方の社会不適合者の僕を置いてくれる職場も限られるだろうし。

 

単に疲れやすくなったのか、あるいは今までより動いているからか分からないが最近の僕は本当に疲れていて食いたいものもやりたいことも思いつかないし、日々の記憶が定着していない。(ライブは楽しい)

基本的に頭はボーッとしている。たまに痛い。フラフラする。

「この生活してたらいつか倒れるだろうな…」なんて思っている。

色んな人に「体壊すよ」「早◯にするよ」などと言われてきたし、今も言われる。そうなったらしかたない。

 

ライブに出られればそれでいいわけで、心から笑ってるのもライブの日くらいだ。

去年の今頃に比べたらだいぶ生きたくなった。

でも「生きたい!」とは思わない。

 

僕が好きな「闇金ウシジマくん」で竹本が「現世が全てだとは思わない」と言っていて何か共感してしまった。

 

「ライブに出たい、大喜利がしたい」という思いが「生きたい」という思いにイコールにならないまま今日も夜勤に行く。

 

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コンテスト

過去を語るオッサンと経験談で他人を説教するオッサンと年齢だけ食ってるオッサンが大嫌いなのだがお笑いライブに出演しはじめて9年くらい経ってしまった。

 

早いものでピン芸コンテストの1回戦が近づいている。正直義務感だけでエントリーしているのでモチベはない。知名度なくてネタをやっている芸人なので定期テスト感覚で出る。

お笑いファンですら話題にしない大会だし運営のやる気も感じない。それだけに「僕はピン芸人の自覚がどれだけあるんだろう」とたまに深く考える。

 

ガンダム以外に無気力だった僕が19の時にお笑いをやりたいと思い、初めて好きなものに対して行動をおこした。「エントリー費を払えばお笑いができる」と地元の友人に教えてもらいコンビを組んだ。

妄想も動機もずっとコンビでKOC、オンバト笑いの金メダルM-1に出たいという気持ちでお笑いが好きだった。

 

コンビ組んでる時は「ピン芸人って大変そうすぎる。僕は絶対無理だ。何がなんでもコンビでやってこう。」なんて思いながら23でちゃんとコンビを解散してノープランでピン芸人になった。

 

ピンネタが全く分からなかったがコントが好きだから1人コントを作りライブに出ている。友だちも社会適合性もない僕は面白くいなければ仲間はずれに戻るからだ。

 

「面白い人たちと一緒にいたい、お笑いライブに出続けたい、何でもいいから作ったもので評価されたい」という思いだけで活動してる。

他人から見たら意識が低くて間違ってて「辞めちまえ」と言われると思う。あとネタより大喜利の方が好きだ。

 

でもエントリーする。勝ち上がった時のネタも用意してる。頂いた芸歴10年ルールは使いきるつもりだ。この意識も文章力も活動の方向性も正しいのか全く分からない。

 

ネタは大好きだからコンテスト終わったら量産できればいいな。

 

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夜勤愛。

2ヶ月ぶりのブログなので前回更新した時のタイトルが最終回のようになってしまった。

今のバイト先に採用されて12年が経った。他に職歴はない。一度派遣のバイトをやった時も同じ種類だった。やりたい「職業」というものを考えた時、浮かんでこない。

周りには「探してないだけだ」と何回も言われてきたがストレスや関わる人が少ない仕事なら給料も高くなくていい。

特に遊びに行くこともないし、維持費がかかる物も持ってない。飯も1日に多くて2食。チャリンコに乗ってバイトへ行き、毎日酒を飲んで月に5回くらいライブに出る生活だ。暴飲暴食、めちゃくちゃなリズムで暮らしてるので「そんなに長生きもしないだろうな」と自覚している。人生設計や貯金なども意識が低い。

本当はお笑いに関しては収入としてプラスにならなければいけないのに感覚が麻痺している。

 

いつまでこうやって生きていくのだろうか。僕が社会人としての意識が低かったり、何も頑張らないでも生活できてるのは全て若さのおかげだと思っている。

世の中で当たり前とされている幸せとか28歳のあるべき姿が本格的に分からなくなってきた。

大体の人は大人になるにつれ社会への適合率を上げていく。朝起きて学校や仕事に行き、家族にしろ職場にしろ社会に慣れていくのが当然なんだと思う。

僕はそれができない。ただの惰性なのかもしれないが年々社会への適合率が下がっている。

何回もブログに書いてるかもだが昔からぼんやりと周りに置いてかれてる感覚があって、進学とか就職とかをしている自分の姿が想像できなかった。

周囲の人たちにも同じようなことを言われて「やっぱりな」としか思わなかった。

 

大勢の人を視覚で見るのも、大勢の人たちの中で生活するのも本当に苦手で昼間に外に出て日光に当たって狭い道で車を避けながら歩くのがキツい。

何回か矯正しようとしたがどうしても「朝起きて夜眠る」という一般的な生活リズムに慣れなかった。

休みでもバイトの日でも基本的に夜生活している。

だから夜勤が体に合っている。

夜型の体質でも最初は慣れなかったが最近は余裕だ。なんなら東京のライブに出てから横浜に戻って夜勤をする、というスケジュールでも大丈夫だ。

 

夜勤の愛する点は数えきれないのだけど圧倒的にコミュニケーションが少ないことや静かなところがいい。ビタミンDが不足してしまうが日光に当たらないのも。たくさんの人を見たり狭い道を埋めつくす車を見ることも、走らせているチャリンコを止めることもない。

細かいことだが昼に生活してると気になるストレスが夜に生活してると目につかない。

「楽だから」「サボれるから」とかではなく。

 

社会への適合率が低い僕が言うのは変な話だが、とりあえず「夜型の人間はダメ人間」みたいな風潮はなくなってほしい。

 

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