一日三食三日で九食

茂木和菓子のブログ

器用貧乏と酒

芸人以外で尊敬してる唯一の人に器用貧乏と言われた。褒め言葉じゃないのに褒め言葉として受け取った。

自分のことを何もできない人間だと思いながら生きてきたので器用だと言われて嬉しかったからだ。思い返してみればそうかもしれない。

ネタ作り、大喜利、小道具作り、演技、イラスト、文章、ショートコント動画などでちょいちょい褒められたりしてきた。しかしどれも「特技」にはなっていない。「ちょっと上手いレベル」だ。

仮に僕に才能があったとしても、それを伸ばす努力とアピールができないからだ。

「こればっかりは性格と習慣だからな」といつも思う。こういう考え方なので体育会系とは話が合わない。

 

僕は選ぶゲームでも性格が出ていて、コツコツとレベル上げをしなくてはいけないゲームが苦手だ。

プレイ時間が30時間くらいで終わるサクサクと進むゲームを好んできた。

現実の僕も同じだ。自分という主人公を育てることをサボってきた結果、才能を特技やお金にできていない。

学生時代のテストなんかもほとんど勉強せずに何回かクラス1位になったりしていたが、学歴には繋がらなかった。

 

ここ数年、ぼんやりと「自分の得意なことでお金もらえたらなー。」とやっと思い始めた。「月いくら欲しい、バイトを辞めたい」とかではなく自分の能力を結果として見てみたいという好奇心だ。これから何か始められたらな、と頭では思う。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉を大喜利を通して初めて実感した。だからまずは大喜利から伸ばしていきたい。

理想を言うと

ネタ→めちゃくちゃ面白いコントを作る、ネタの提供をする。

大喜利→ゲストとして呼ばれる。

文章→読んでくれる人を今より増やす。本を出す。

というのができたらいい。

 

そんな風に目標がかなりフワッとしてるので毎日1リットル酒を飲んでいる。ただひたすら。

完全に依存している。2年くらい前、1ヶ月禁酒したら2万円余った。

家で飲む酒の量がスコアになる競技があったなら僕はそこそこの順位になるだろう。

 

Twitter→@daibouken_mogi